ビーズ屋黒猫Blog

悔しい、泣き寝入り・・・都市ガス用の逆化防止器

彫金用バーナーの導入にあたり、東京ガスと東京ガスライフバルという会社に対して大変悔しい思いをしました。
今までこういう愚痴をブログに書いたことはありませんが、こんな納得いかないと思ったこと今までなかったし、同じような失敗をしないようにどういう行動をすればよかったのかもう一度考えるため、また、同じような悩みを持つ方の参考になればと残しておきます。

事の発端は、バーナーを使用する場合、逆化防止器というものを取り付けなければならないという法律があるので、どんなものを購入したらいいのか、東京ガスに相談したことでした。
「普通の家庭用ガスコンロを取り付けるところに彫金用ガスバーナーを取り付けたい。酸素は使わずエアーを送るタイプのものに使う逆火防止器はどういう種類のものがあるのか知りたい。もし東京ガスで販売しているなら値段を教えてほしい」と電話しました。
すると東京ガスではそうした販売をしていないので、東京ガスライフバルに連絡するよう言われました。
すぐに東京ガスライフバルに連絡して同じことを伝えました。
ところが、そこはどういうものなのか見たことないし、取り付けたことがないので、ご紹介できないからご自分でメーカーに連絡するなりして用意していただくほかないといわれました。
逆化防止器はいろいろあるけど、都市ガス用と書かれたものはあまり見かけず、どれを選んだらいいのかわからないというと、都市ガスにも種類があるということでこの地域は13aという種類だと教えてもらいました。
取付方法もわからないので、購入したら取り付けてほしいということを言ったと思います。
またわからないことがあれば連絡くださいと言われて電話を切りました。

どんな種類のものを、どこで購入したらいいのかわからないまま、この時はまだ、この都市ガス13aで使える逆化防止器を購入すれば取り付けてもらえると思っていました。
ネットで簡易逆火防止器というものを見つけたのですが、可燃性ガスと書かれており、都市ガスと書かれていません。
そこで、販売店に連絡して都市ガスが使えるか確認したところ、私の地域の都市ガスの種類だと使用可能ということが分かったので、それを購入しました。
いざ、取り付けてもらおうと東京ガスライフバルの方にお願いしたところ、付け方が分からないので後日もう一度来てもらうことになりました。
ところが、やはりわからないということで専門部署の者が見に来るということだったのですが、そこから電話はきたものの見に来てはくれませんでした。
心配になって、逆火防止器のメーカーに電話をしてどうやったら取り付けられるのか聞いてみました。
すると、これは工業用だから取付できたとしてもガスの圧力が足りなくて正常に発動しない可能性があるとのことでした。
工業用とわざわざ言うということは家庭用もあるわけで、そんなものがあることをここで初めて知りました。
取り付けても意味がないのか聞いてみたところ、火を止めることはできるので、付けないより付けた方がいいというアドバイスでした。
この時もまだ私は火を止めることさえできる器具が付いていれば大丈夫と思って、その専門部署に連絡して取付をお願いしました。
その部署は東京ガスの部署で、ライフバルからまた東京ガスの人と話をすることになったんです。
そして言われたのが、「これは取付できません。なぜなら工業用で、こちらで指定した製品を購入しなかったから」という言葉。
「指定した製品? それを聞くために電話をしていたのに、どこの部署もわからないという回答で、挙句自分で用意していただくほかないという回答だったのに、指定した製品を買わなかったから私が悪いんですか? 最初から指定した製品があったということですよね?なんでそれを教えてくれなかったんですか? そもそも、家庭用と工業用の逆化防止があることすら教えてくれなかったじゃないですか。それを知っていれば間違って買わなかったのに」
ここからは、東京ガスと東京ガスライフバルでどのように説明したのかという責任の擦り付け合いで私はその間バーナーを使えない状態で待機でした。

私は法律違反にならないように逆火防止器を購入しようと思った。
何を購入したらいいのかわからないから、東京ガスが販売しているなら、それを購入したかった、もしくは自分で購入しなければならないなら、正しい器具の選び方を教えてほしかった。
結局、正しい方法を教えてもらえず、間違ったものを購入しました。

後日、東京ガスからの説明には驚きました。
本当は東京ガスライフバルで紹介もできたし、販売もできるものでしたと。
さらに、値段やカタログなどの情報は一切もらえず、メーカーの電話番号と担当者の名前を連絡してきたんです。
自分で電話して確認してほしいといわれました。
仕方がないので、メーカーに電話してカタログを取り寄せ、値段を確認しました。
そして、メーカーの担当者に聞いたところ東京ガスライフバルとは取引があるとのこと。
どうなってんの?イライラMaxですよ!。

東京ガスライフバルの中では東京方面ではこうした器具の取り付け実績があったけど、神奈川には実績がなく、社内での情報共有ができていなかったことが原因だそうです。
最初に取付をお願いして、2週間後、簡易的な逆化防止器をつけることでバーナーを使えるようにするという措置が取られました。
またここで、新たな事実が判明。
簡易的な逆化防止器は労働基準監督署で認められていないので、同じ機能があるけど、基準を満たしていないという判断になるんだそう。
つまり、購入する際は、都市ガス用で、家庭用で、労働基準監督署の基準を満たしているものということになります。
そんな説明受けてないし・・・。
こんな適当な説明で、本来できることをできないといって、正しい情報もくれない中、間違って購入してしまった逆化防止器は買い取ってほしいとお願いしました。
なにしろ、紹介されたメーカーの逆化防止器は、間違って購入した器具の5倍以上の値段なんです。
正しく教えてもらってたら、さっさとそれを購入していたのに。
支払わなくてよかったお金を返してほしかった・・・
でも、結局、東京ガスと東京ライフバルの説明が悪かったことは認めたものの、間違って購入した私が悪いから、保証はできないんだそうです。
最後に東京ガスからの説明に納得できないというと、「そもそも購入されたのはネジが切ってあってホースにつなげないですよね」
そもそもそういうものを買ったのがいけないという口ぶり。
私だってどういう形をしているのが正しいものなのか見たことないから聞いているのに。
さらに、「ネットで見れば都市ガス用のものも売っていますよ。すぐに出てきました」といわれました。
「それは私も見たけど、酸素と書かれていたので自分には必要ない機能が付いていると思ったからエアーで使えるものは何かと相談したんです」
「でも酸素、エアー用って書いてありますよ」
「それでいいなら、それを購入してくださいって言ってくださればよかったでしょう。わからないから聞いたんじゃないですか!」
「それはそうですね。申し訳ないとしか言いようがありません」
いかにも知らなかった私に非があるような話しぶりに、ひどすぎる!最低な対応だ!もう悔しくて泣きそうでした。

ネットで見た都市ガス用の器具はプロパン用などの3倍以上の値段で、大きさも大きかったんです。
どう違うのか、都市ガス用でプロパン用位の価格帯のものがあるのか、何日も調べたけどわからなかったんです。
自分で選ぶより東京ガスに勧められたものの方が安心だと思って問い合わせしたのに、私はどうしたらよかったんでしょうね。
東京ガスじゃなくて、どこに聞くのが正解だったんでしょう。
よく失敗した後、高い授業料だと思って諦めますって聞きますけど、こうすればよかったんだという正解が分からないから、ただ悔しくて騙された気分です。

都市ガスで彫金やりたい方は、都市ガスで使える家庭用の逆火防止器を探してね。
家庭用と工業用があるんだって。
家庭用として使えても労働基準監督署の基準を満たしていないものは使っても違法らしいです。
今回は泣き寝入りですが、とりあえずこれだけは勉強になりました。

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